この講習を受け始めて10年目となった今年
なんと!
成城消防署より感謝状をいただくことになりました!
多年にわたり救急業務の充実発展に多大な貢献をしてきたとのことだそうです。
9月12日(月)授与式が行われ、副理事長が授与して参りました。


緊急の事態に遭遇しないに越したことはありませんが
もし、遭遇した時のために救える命を救えるよう
にじのこでは、今後も救命講習を受講していく機会を作っていきます。
さて、その授与式の後、普通救命講習が行われました。今年は17名が受講しました。
毎年受講していても毎回新しい学びがあります。
講習の中には、人形を使い心肺蘇生とAEDの使用方法の実技がありますが、実際にやってみると想像以上に難しいですし体力を必要とするということが分かります。
災害時の避難訓練と同様、救命も訓練が必要だと感じました。
◇受講者の感想◇
●年に1回練習をしていても、いざという時緊張することが想定される。落ち着いて行動をすることが大切だと思う。
●実際に心肺蘇生をやってみて、押すリズム・場所・強さ等体感できたりAEDの使い方が再確認できた。
●スーパーの袋・手袋など普段からバッグに入れておこうと思った。昨年も受けているが新しい発見もあり、テキストを再度じっくり読んでみようと思った。
救命の連鎖で一番最初に行うことは「心停止の予防(突然死の可能性のある傷病を未然に防ぐこと)」です。
小児の突然死のほとんどが不慮の事故が原因だそうです。
そして、交通事故・溺水・窒息などの不慮の事故は「大人の不注意」から起こります。
子どもから目を離さない、子どもの手の届くところに口に入る小さな物を置かないという基本的なことから各事業所で再確認していきたいと思います。
最後に、最近の事務所の玄関です!


感謝状&ハロウィン仕様♪
感謝状をしばらくの間飾っています。よかったら見に来て下さい♪

アメもご用意してます♪

平成27年度第4回目のにじのこ研修を平成28年2月18日に開催しました。
今回は「虐待研修~みんなで考えよう~これって虐待?」というタイトルで、最近テレビ等でも
報道されることも多い「障害者虐待」について、みんなで考える機会を持ちました。
前半の理事長の講義は、虐待の定義、法制度、自らの経験やリフレーミングを踏まえた支援
への向き合い方についての話がありました。
後半は、にじのこで働く職員やヘルパーさんにとってあまり身近に感じることのない「虐待」という
テーマを「〇〇さん、〇〇ちゃん、などの呼び名をどう考えるか?」「〇〇したら〇〇できるよ(もしくは
〇〇できないよ等の交換条件をどう考えるか?」「利用者さんから叩かれたり、ひっかかれた
場合の対応をどう考えるか?」といった身近な題材でグループワークを行いました。
参加者からは、「普段の自分の支援を振り返ったり、素直に言い合える職場環境について
理解を深められた」、「『虐待防止』や『権利擁護』という視点でみんなで話し合いながら、改めて
利用者さんとの関わりを考える機会を持つことができた」、という感想もあり、充実した学びの時間
になったようでした。




巷ではインフルエンザになったという声を聞くようになりましたが体調はいかがでしょうか?
そんな中、1月16日(土)に烏山区民センターの会議室をお借りして
平成27年度3回目の研修、「メンタルヘルスとアロマ」開催いたしました。
講師はK-iku Aroma Studio経営、香取先生
(パーソナルアロマセラピスト・特性思考診断士)をお招きしました。
皆さんはご存知でしょうか?
2014年6月25日に公布された労働安全衛生法の一部を改正する法律により
2015年12月よりストレスチェックと面接指導の実施を事業者がしなければいけないという
義務付ける制度が創設されました。
従業員50人未満の事業所については当分の間、努力義務とされておりますが
にじのこでは関心を持ち、メンタルヘルスの不調を防ぎ、活き活きした職場環境を実現するため。
また、アロマにつきましては自身がリラックスした状態で支援に入れるようになればと思い
今回のテーマが決まりました。
講義内容は
①自分の健康状態を知る=中医学(舌診)
②自分と相手の伸ばすべき特性を知る(特定思考診断)
③ストレスケアの実践=アロマハンド
です。
講義の様子

アロマハンド



参加者からの感想としまして
・自分の舌をじっくり見たことが無かった。身体は全部繋がって、影響し合うことがよくわかった。
・顔色や舌、爪などの状態で体調をチェックするスキルは役に立ちそう。
・他者に自分の良い所を書いて頂いたことで、自分が気付けなかった所が見えた。
・それぞれのタイプを知ってコミュニケーションに活かしたり、補い合うことは役に立つと思った。
・支援とどう関係するのか、興味をもって参加した。新しい視点で自分や他者と関われる気がする。
・普段スキンシップをとりにくい職員同士でスキンシップをとれたのはとてもよかった。
・アロマの体験は今までにない感じで楽しかった。とてもリラックスすることができた。他者に手を触れられるのが気持ちいいことを実感した。
などがありました。
普段の生活の中で少しだけ視点を変えてみると、色々なことが見えてくることが改めて分かりました。
今回勉強したことをにじのこに関わっている皆さんにお返しできれば思っています。
次回は障害者・児虐待防止について研修を開催する予定です。
空気が乾燥しインフルエンザやノロウイルス、風邪などが流行する季節です。うがい手洗い、マスク、防寒、十分な栄養、適度な睡眠など日ごろから予防に努めましょう。
ケア会議の目的は「子どもたちの理解を深め、支援の統一を図る」ことと「情報を共有し、お互いに話をすることで職場内の風通しをよくする」などが挙げられます。
内容は様々で、一人の子どもについてスポットを当て話し合うこともありますが、障がいについての勉強会や感染症予防の研修も行っています。

↑利用者についてのケア会議の様子
個別支援計画の申し送りや気になる行動への対応方法、それぞれが抱えている困っていることや他の職員に聞いてみたいことなど、少ない人数だからこそ内容の濃い話が進められています。
一人の職員が抱え込まず皆で話し合い、お互いにフォローして行きたいと思っています。
子どもへの支援に答えはありませんが、皆で話すことで同じ方向性が見えてきます。
11/12(木)にじのこ給田にて行われたケア会議のテーマは「ダウン症の理解と対応」でした。
ダウン症についての研修に参加した非常勤職員の報告を、職員間で共有し理解を深めました。ひとりひとりの対応は異なりますが、基本を知ることで子どもたちへの理解に繋がります。
経験の浅い職員は知識の底上げに、ベテランの職員も改めて自分の支援を振り返ることができたのではないでしょうか?
ケア会議を続けてみて、内容はまだまだこれからで、どのように充実していくのか課題もありますが、手ごたえはとても感じています。
子どもたちがなぜそのような行動をするのか、どのような心の動きがあるのか、考え、理解し、情報を共有することで子どもたちが充実した時間を過ごせるようにしていきたいと思います。




子どもたちのこの笑顔がずっと続きますように・・・
過ごしやすいこの時期は、学校行事や学校公開がたくさん行われていますので
職員は研修として学校にお邪魔させていただいています。
赤堤から参加させていただいた学校は・・・
・田園調布特別支援学校公開
・経堂小学校運動会
・久我山青光学園学校公開
・特別支援学級連合運動会
・芦花小学校公開
・松沢小学校公開 など
にじのことは違った表情を見せる子どもたちに毎回感心させられると同時に
にじのこでは子どもたちに何ができるか?何が必要か?
考えさせられる研修となっています。
そして高校生はこの時期、職場実習や体験が始まり、作業所や福祉園などで学校とは
違った環境で「社会人」になるための練習をしています。
いつもと違う雰囲気に、緊張する子、園での昼食を楽しみにしている子、行き帰りの通勤の練習を始めた子。それぞれ「社会人」=「大人」なる準備を進めています。
先日、職場実習を終えた子どもが自由時間に7つの言葉を書いていました。

学校で「社会人」として必要な学習で覚えてきたのでしょうね。
あたりまえだけど、とても大切な言葉。私たち大人も7つの言葉が適切に使えているでしょうか?
にじのこは学校や自宅で学んだことをで確かなものにできるよう、友達や職員と
楽しみながら練習をしています。
子どもたちが大人になっても、それぞれの力を発揮し、笑顔で過ごせるよう一日一日の積み重ねを大事に活動していきたいと思いました。
平成25年度の3回目のにじのこ研修を開催しました。
今回は公益社団法人発達協会の小倉尚子先生をお迎えして
「障害がある子に伝わる関わり方、話し方、叱り方」をテーマに講演していただきました。

コミュニケーションが苦手な子どもたちを支援するためには子どもたちへの
理解を深め、個々に応じた関わり方を知っておく必要があります。
日々子どもたちと関わる上で、「この言葉掛けでいいのかな?」「伝わってるのかな?」「どう叱ればいいの?」などの『ハテナ?』を『なるほど!』に変えるべく、今回はデイサービスが研修を担当しました。
研修に参加した職員の感想を紹介します。
・分かりやすいように丁寧に説明していたのが、かえって言葉数が多く、混乱を招いていたことが分かった。
・「決定権の誤解をさせない」では時間が無いからと心が折れてしまうことがあるが、はっきりと「誰が決めるのか」を伝えるのが大事だと改めて感じた。
・声のかけ方、聞く姿勢、目線、間合いなど考えて対応したいと思った。
・自分の好きなもの、したいこと、困っていることを人に伝えられることの大切さを実感しました。意思を引き出せるような支援がしたい。
・日々子どもたちとの関わりの中で、不安な時、自信の無い時、これでよかったのかなとふりかえることが多いですが今回のような内容の研修があって良かった。
コミュニケーションは言葉など表出するものに注目しがちですが言葉でなくても伝える手段、つまり「やりとりの力」を育くむのが大切だということ。
私たちにじのこの職員は子どもたちの「やりとりの力」に合わせた対応をしその力を伸ばしていけるように支援していかなければならないと、考えさせられる研修になりました。
これからも子どもたちの『心の声』に寄り添いながら活動をして行きたいと思います。

平成25年度の2回目のにじのこ研修を開催しました。
今回は、あい権利擁護支援ネットから小嶋珠実先生をお迎えして、
「パニックは支援者の力不足から~障害理解と権利擁護~」をテーマに講演をして頂きました。
権利擁護の視点から、障害特性に対する誤解や日々私たちヘルパーが陥りやすい問題など、
具体例を通してお話して頂き、出席した参加者のみなさんは真剣な面持ちで話しに聞き入っていました。
今回の研修は、同じ地域の事業所である"ヘルパーセンタートマトさん"、"さのきち烏山さん"と共に
3事業所合同での研修会となり、他の事業所を含め、総勢80名近くのヘルパーさんたちに参加して
頂きました。今後も連携して一緒になにかやれたらいいなあと思いました。
小嶋先生、集まって頂いたヘルパーさん、そしてお忙しい中開催の準備にご尽力頂いた事業所の
担当者のみなさん、本当にありがとうございました!
赤堤はこの時期になると足元が冷え込み始めます。
もこもこ靴下が手放せない職員ですが、子どもたちは裸足で室内を
駆け回っています・・・。その元気、分けてほしい・・・。
さて、今回は地震発生時の避難訓練の様子をお伝えしたいと思います。
デイサービスでは最低月1回、活動中に避難訓練を行っています。
流れとしてはまず、当日の責任者が活動中に「地震です!頭を覆って下さい!」と
周囲に危険を知らせ、安全な場所で頭を守ります。
揺れがおさまったら、施設にとどまることが危険と仮定し、安全な場所へ移動準備をします。

外に出る際も、落下物や周囲の状況の確認をし、子どもたちの飛び出しに気を付けながら
慎重に移動します。その表情は、皆真剣です。

いつもと違う状況に混乱する子どももいるため、訓練では事前に子どもたちに訓練を行う
ことを知らせておきます。
災害はいつやってくるか分からないものですが、混乱を無くし子どもたちに訓練の経験を
積み重ねて欲しいと考えているからです。
「子どもたちの命は皆さんにかかっています。まずは実践、今日できることから始めてください。」
これは職員向けの研修での防災士の方の言葉です。
子どもたちの命を守るべく、避難訓練の実施、落下物防止、消防署との連携などできることから着実に
備えを蓄えたいと感じた、防災の秋でした。

1月15日(火)、2012年度第3回目のにじのこ内部研修会が開かれました。
今回はデイサービス担当、講師には大正大学の玉井邦夫教授をお招きしてお話しをして頂きました。
内容的には発達障害に限らず、自閉症や知的障害について、
具体的な例を交えながら行動のメカニズム等をお話し頂きました。
子どもたちは常に成長しています。
その成長に関わるヘルパーやデイサービス職員が大切にしていきたいこと。
行動そのものを見るだけでなく、「なぜそうなるのか」「どんな対応の仕方があるか」、
それをいつも考えながら、一緒に成長していきたいと思える研修会になりました。
研修会後には、「もっと玉井先生のお話を聞きたい!」という声も多く聞かれました。
今回も夜の研修会となりましたが、多くの方にご参加頂きました。
研修で学んだ内容を、是非今後の支援に生かして行ってください。
玉井先生、参加者の皆さん、ありがとうございました!
お迎えして、にじのことしては今年度2回目の研修となる「介護職の為の医療知識研修」を開催しました。
介護をするものが知っておきたい医療知識、立場としてやっていいことといけないこと、感染や
軽度の怪我の対応について、わかりやすく説明していただきました。
医療行為ではない14項目の行為に関しても、単に「医療行為ではないからやっていい」ではなく
十分な知識や事前の確認などの準備が必要というお話が印象的でした。
今回は開始時間が遅かったのですが、たくさんの方に出席していただきました。
大原先生、出席者のみなさん、ありがとうございました!
