


決まったかたちや技術にとらわれず、
「気持ちよく表現したい」と思う方ならどなたでも参加できる場です。


更新が遅くなって申し訳ありませんでした。

日が射している時間帯には、子どもたちが給田の庭で元気に遊ぶ様子が見られています。

さて、前回の記事で、「にじのこ商店街」プロジェクトが立ち上がったことをご紹介しましたが、
その後の展開をご報告したいと思います。

最初にご紹介するのは、「にじのこ魚屋さん」。
自分で釣った魚が、売り物になっていきます。

価格は自分で設定したのですが、「5万2円」と付けられた高級品もあります。
果たして売れるでしょうか……?

別の日の自由時間には、子どもたちも職員も一緒になって、
「にじのこ八百屋さん」の出荷準備をする様子が見られました。

たくさんの野菜が収穫されたようですね!


「にじのこ八百屋さん」で買ったさつまいもを使って、焼きいもごっこをした日があったのですが、
ひとりでは食べきれなそうな、大きなさつまいもも売っていたんですね。

続いて紹介するのは、「にじのこ洋服屋さん」。
スタンプで模様をつけながら、子どもたちが洋服のデザインをしていました。

着実にいろいろなお店が増えてきた「にじのこ商店街」。
活気があるのはよいことではありますが、
感染対策が求められる現状では、分散して買い物に行くことを考慮する必要がありますね。
そんな経緯から、「にじのこ商店街」では、宅配サービスを導入することにしました。



最近の街中でよく見かける光景(?)ではありますが、
子どもたちが配達員となり、依頼人の方から渡された注文票を元にして、
商店街のお店にリュックを背負って向かい、品物を受け取りに行きます。

「ピンポ〜ン! おとどけもので〜す!」
「あっていま~す! ありがとう!」
中には、おまけをしてもらうことや、他のものを買ってきてしまうこともあったようですが、
配達員のみなさんは、概ね自分の任務を遂行していたようです。
ちなみに、よく注文を受けていたのは、最初のほうに紹介した「5万2円」のタコでした。
「にじのこ商店街」の売り上げに多大な貢献を果たしていましたよ。

当初はプログラムの一環で行った活動でしたが、
子どもたちから「もっとやりたい!」との声があり、
掃除の直前まで配達員の方が仕事をしていました。
当初は職員の注文を子どもたちに依頼するという形でしたが、
後からは子どもたち同士で注文し合ったり、子どもたちがお店屋さんを始めたりと、
遊びが広がっていきました。
改めてこのブログでご紹介したいと思っています。

前回の記事でもお伝えしましたが、
デイサービスにじのこでは、職員を募集しております。
一緒に「にじのこ商店街」プロジェクトに参加していただくこともあるかもしれません。
ご興味のある方は、ご応募をお待ちしています!
ヘルパーステーションにじのこの本谷さんが頻繁にこちらのブログを更新していたように、
給田の活動をもう少し紹介したいな……と思いながらも、
なかなか更新ができず申し訳ありませんでした。

日中はまだ暑い日もありますが、朝晩はすっかり涼しくなりましたね。
夏休みには、個別のプールを用意し、消毒をして毎回水を交換するなど、
感染予防に努めながら水遊びを行っていたのですが、
今となってはすっかり懐かしい光景です。
さて、「読書の秋」という言葉がありますが、
夏休みの終わり頃から、給田で先取りして実施した企画がありました。

最近は、10〜20代の間で「昭和歌謡ブーム」が到来しているそうで、
給食の時間に「昭和歌謡の時間」を設けている学校もあるようですが、
にじのこでも昭和歌謡のプレイリストが登場していて驚かされました。
給田の非常勤職員の方がプログラムリーダーとして企画した、「にじのこ水族館」でした。
壁に貼ることを考えると、どうしても平面にしてしまうのですが、
立体にすると可能性が広がるということを教わった企画でした。
他部門との連携はこれまで通り密に取っていますが、感染予防という観点から
実際の人の往来に関しては、できる限り避けています。

また、「にじのこ本屋さん」の活動は、さらなる広がりを見せています。
先ほど、「職員でアイディアを寄せ合いながら、プログラムを考案している」と書きましたが、
本屋さんの看板づくりをしていると、職員のみなさんから、いろいろな意見が出てきました。
「どうせやるなら、いろいろなお店の看板にしたら?」
「お店屋さんごっこができるかもしれないね!」
「やってみたかったけど、自分だけではなかなか踏み出せなかったんです……」
「お金の取り扱いが目標になっている子がいるけど、買い物にもなかなか行けないし……」
自然とプログラム会議に派生していきました。

本屋さんから始まった「にじのこ商店街」が、これからどんな広がりを見せるのかは、
またこちらのブログで紹介したいと思いますので、お楽しみに!
そんな状況の中でも、このブログが「出逢いとつながりを生む場所」となれたらな……と思っています。