
給田の庭で遊んでいたら、子どもたちが「たんぽぽが咲いているよ!」と教えてくれました。
冬の厳しい寒さの中で、少しずつ栄養を蓄えていたんですね。
そういえば、給田の今月のうたは「花が咲く」。
冬から春へと移り変わるこの季節には、普段のアート活動でも「花」をテーマにしています。

冬から春へと季節が移り変わるために、まずは雪かきをしなくては!
大きな白い紙を雪に見立てて、目の前にある雪を崩します。

かたまりの雪を少しずつ砕いた後は・・・・・・

崩した雪を、筆やローラーを使って、少しずつ春の色に染めていきます。
よく見てください! 紙の質が違うと、色の出具合も違っていますね。

少しずつ飾り付けをして、最後に大きな花が咲きました~!

たんぽぽや桜以外にも、たくさんの花が咲く給田。
花壇を眺めていると、突然、「お~い!」という声が!

どうやら、幼児グループのお子さんたちがお散歩に出ていたようで、
手を振ってくれました。幼児期のお子さんを見ていると、つい笑顔になってしまいますね。
にじのこは、少しずつ形を変えながらではありますが、
幼児期から成人期に至るまで、途切れのない支援を行ってきました。
烏山地域には、支援を必要とするお子さんのための施設が最近たくさんできています。
お子さんや保護者のみなさんにとって、選択ができるようになった社会状況は、
すばらしいことですね。


35年間、烏山地域で活動してきたにじのこ。
時には他の施設にも栄養を分けてもらいながら、
これからもにじのこならではの特色を生かして、
地域の中でたくさんの「笑顔の花」を咲かせていければ・・・・・・と考えております。

花粉症の方々には、つらい季節ですね。
さて、にじのこ赤堤からも3名の利用者が社会に旅立っていきます。
卒業生のために「卒業生を送る会」を開催しようと日々、努力しています。
一つ目は、みんなで歌を歌ってお祝いします。
毎月、1曲決めて帰りの時に歌を歌っているのですが、今月は「花は咲く」
職員は聞いたことはあっても歌うとなると、なかなか難しく覚えるのに一苦労しています。
子どもたちは、「学校で唄ったよ」と話し、上手に歌っています。
皆で心をこめて歌えるようにと日々、練習中です。
二つ目は、壁を飾り付けます。アートの時間に模造紙に色を塗ったり、輪飾りや花を作り、
壁を鮮やかにしていきます。


三つ目は職員が頑張ります。卒業生一人一人に職員手作りのアルバムを贈ります。
職員にメッセージカードを書いてもらい、今まで撮りためていた写真を使用して作成します。
それぞれ、思いを込めて作成していますので、期待していてくださいね。

にじのこでの思い出はたくさん作れたでしょうか?
いろいろな経験をして、素敵な社会人になってくださいね。
いつまでも応援しています。
私たちはいつまでも忘れません。どこかで見かけたら声を掛けてくださいね。
