共にゆっくりと経験を積み重ねながら
2025年 02月 08日
2025年を迎えて、あっという間に1ヶ月が経ちました。
給田の子どもたちは変わらず元気に過ごしています。
ご報告が遅くなりましたが、昨年末に給田の庭の砂場が新しくなりました。
これまでより砂の量も増えて、遊びが広がったようで、
砂でつくったケーキに向かって「ハッピーバースデイ!」と言う場面が見られました。
冬を迎えても日中には暖かい時間帯もありましたが、
「北風○○の寒○○」(?)が今年も給田にやって来ました。
11月に公表した支援プログラムの中では、
行事の一環として「季節に応じた活動」について触れていますが、
新年にちなみ、アートでは「にじのこお餅屋さん」の活動を行いました。
磯辺焼きに、きな粉とずんだと大根おろしを添えた
創作料理も生まれましたよ。
書き初めでは、カラフルな表現に取り組みました。
給田では様々な支援プログラムを企画していますが、
多様な子どもたちが通っているので、
どうやって集団に意識を向けるのか、という段階の子もいます。
プログラムが始まっても関心を示さず、
おもちゃを探したりベランダに行ったりする姿を目にすると、
企画した立場としては複雑な想いに駆られつつも、様子を見守っています。
見守っていると、日によってはソファーに座りながら活動の様子を見ている姿や、
曲のリズムに合わせて軽く身体を揺らしたり、
素材に興味を示してちょっとだけ手にしたりする姿に気付くことがあります。
先日、自由時間に砂場で遊んでいた子が、砂場の縁の上に立つと、
急にエアロビのある曲を踊り始めた姿を目にしてびっくりしました。
別の日には、エアロビの途中でベランダに行っても、普段の流れを覚えていたのか、
曲が終わると急に次の曲で使う道具の準備を始めていて、
思わず微笑んでしまいました。
集団と関係ないように過ごしていても、「興味がない」と決め付けてはいけないし、
同じ空間で過ごし、経験を積み重ねていくことで、
少しずつその子の中に取り入れられる要素があるんだな、と考えさせられました。
日々の子どもたちのちょっとした変化を見逃さないようにして、
保護者のみなさんにもお伝えできればな、と思いました。
プログラムを企画する立場としては、すぐに手応えがなくても、
長い目で見て、いつか皆と一緒に踊る日が来るのをゆっくりと待つことにします。
周囲にいる子の様子を見守っているのは、職員だけではありません。
子どもたちもどこかで気にかけているようで、道具を届けたりする姿が見られます。
先日、気持ちの切り替えが難しくて夕方泣いている子がいたのですが、
その様子を見守っていた別の子が「私の魔法だから!」と言って
マイクに見立てたボーリングのピンを手渡すと、
すっかり気持ちが切り替わる場面がありました。
仲間として気にかけて対応している様子が伝わってきて、うれしく思いました。
帰りのあつまりでは、最後に「今月のうた」を歌ってから帰るのですが、
最近では上の画像のように、有志で前に出てマイクを手にして歌う姿が見られます。
泣いていた子も、何事もなかったかのように、
マイクを手にして一緒に歌って笑顔で帰ることができてよかったです。
同じ空間の中で共に過ごすことの意味について考えさせられた出来事でした。
「にじのこにはとにかく行きたがるんです!」という言葉をいただくことがあります。
休日の場合は早くから準備をしている子もいると聞きました。
今回の記事で紹介したようなにじのこの雰囲気に対して、
そう感じてもらえているのならうれしいです。
先程紹介した書き初めの文字をよく見てみると、「にじのこきてね!」とありますね。
子どもたちだけでなく、保護者のみなさんも、縁のある方や職員も含めて
誰にとっても来たいと思える安心感のある場所であれたらいいな、と願っています。
デイサービスにじのこでは、共に子どもたちの活動を支える仲間を募集しております。
by niji-noko
| 2025-02-08 21:41
| デイサービスにじのこ給田


















