手紙
2020年 06月 12日
ヘルパーステーションの本谷です。
いよいよ緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルスと共存していく生活が始まりました。
ヘルパーステーションでは、ヘルパーが感染症対策をしっかり行うと共に、利用者さんおひとりおひとりと感染症対策を確認し、利用者さんご本人もご家族もヘルパーもみんなが安心して過ごせるよう努めてまいります。
さて、ヘルパーステーションでは、外出自粛期間中にしばらく会えていない利用者さんにメッセージを書いたハガキを送りました。
学校や学童、福祉園、お仕事もお休みになっている中、利用者さんたちは毎日どう過ごしてるのかな、ストレス溜まっていないかな、兄弟でケンカしてないかな…など心配になったりしていました。
大好きなみなさんに会えないけれど、何かできないかと考え、職員からハガキを送ることにしました。
メッセージを見て、一瞬でも安心してもらえたり笑顔になってもらえたら嬉しいなと。
そうしたら、ハガキが届いた利用者さんから嬉しいお言葉をたくさん頂きました。
🌼嬉しかったようで何度も読んだり書き写したりしていました
🌼毎晩枕元に持っていって一緒に寝て、朝はリビングに持ってきて飾っています
🌼ずっと持ち歩いて、写真のヘルパーさんの名前を呼んでいます
🌼メッセージを読んで、今はお出かけできないと理解できたようです
🌼温かいメッセージありがとうございます
などなど。
また、何名かの方からお返事のお手紙もいただきました。
こちらは高校生の利用者さんからのお返事です。メッセージを読んで自粛期間中でも楽しく過ごされているんだな〜と安心したり、羨ましく思ったり。
特にハンモック!ナイスアイデアですよね〜
一瞬でも笑顔になってもらえたらと思って送ったのに、たくさんのお礼をいただいて、逆にたくさんの元気をもらってしまいました。
ありがとうございます!
そして、手紙ってステキだな〜としみじみ。
ペンを手に持ち、宙を見上げながら
「今なにをしているかな」「どんな気持ちで過ごしているのかな」「どんなことを書いたら喜んでもらえるかな」「今まであんなことがあったな」「今度会ったらこんなことしたいな」など、手紙を書いている時間って相手のことだけを考えている時間なんですよね。
本当はこうやっていつも利用者さんおひとりおひとりともっと向き合っていかなきゃいけないのに、忘れてしまっていたかもなと思ったりもしました。
メッセージを書いている時間はとても貴重な時間だったと思います。
新型コロナウイルスは、私たちの生活に大きなダメージを与え続けています。
しかし、その中でもポジティブに捉えられる面もたくさんあったなと思う今日この頃です。
また、ブログもたくさんの方に見ていただきありがとうございました。
ある保護者の方から「安楽さんを探せ!やりました。クスッと笑えて、息子もヘルパーさんの顔を見れて笑顔になっていました。こんな状況だから、ちょっとした笑いが嬉しかったです」と感想をいただきました。
コロナ禍での私はなんて無力なんだろうと感じている中で、なにかできないかとブログを書かせてもらいましたが、感想をいただき嬉しかったです。
おうちでたのしもうシリーズは、とりあえず終了となりますが、また機会があったら更新したいと思います。(企画物のブログ書くの結構楽しいんですよ笑)
by niji-noko
| 2020-06-12 13:41
| ヘルパーステーション