それぞれの切り取り方
2018年 06月 08日
幼児グループから持ち上がってきた子たちが給田のメンバーに加わって、早2ヶ月。
中学生・高校生もいる空間の中で小1の子を見ているとまだ小さく見えますが、
この子たちも月日が経てば同じように中学生・高校生になっていきます。
中学生・高校生になると、にじのこに帰ってくる時間も遅くなりますが、
時には職員にきっかけをつくってもらいながら、
それぞれが工夫して中学生・高校生ならではの過ごし方を見つけているようです。
中学生・高校生もいる空間の中で小1の子を見ているとまだ小さく見えますが、
この子たちも月日が経てば同じように中学生・高校生になっていきます。
中学生・高校生になると、にじのこに帰ってくる時間も遅くなりますが、
時には職員にきっかけをつくってもらいながら、
それぞれが工夫して中学生・高校生ならではの過ごし方を見つけているようです。
ある日、自由時間に少し退屈そうにしていた子がいたのですが、
職員としばらく話をしているうちに思いついたようで、
「京王線の電車の撮影に行ってもいいですか?」と職員に相談していました。
撮影に出かけると、後日に行われた恒例のにじのこ新聞制作では、
自分で構図を考えながら撮影した写真を切り取って、記事に仕立て上げていました。
本人の思いがよく表れた記事ですね。
その子が学校で疲れて、あまりプログラム活動に関心が持てなかった日には、
関心のある写真撮影を依頼されると、快く引き受けてくれました。
友達が楽しく演奏する様子がこのブログで伝わるように、
いろいろな角度から撮影していました。
別の日にはクッキングの日にみんなで一緒に焼きうどんをつくったのですが、
写真撮影だけでなく、この日のクッキングについてのレポートをお願いしたところ・・・・・・。
気の利いたコメントが添えられていて、職員一同驚かされました。
これからもクッキングの日はレポートを書いてもらおうと思っています。
たくさん集まったら、にじのこレシピ本ができるかも・・・・・・。
中学生・高校生の過ごし方を見ている中で、
にじのこでの支援のあり方について、改めて考えさせられたことがあります。
それは、どんな切り取り方をするかが大切だということ。
例えば、同じ集団活動でも、
リーダーになること、準備を手伝うこと、まずは様子を見守ること、記録をすることなど、
それぞれの「参加」の方法が考えられます。
「これをしていないからだめだ」と一元的に判断するのではなく、
ひとりひとりに合った切り取り方をすることで、子どもたちの見方も変わってくる気がします。
小1~高3の子を対象とする放課後等デイサービスでは、
上級生や下級生がともに楽しめる活動を大切にしつつも、
それぞれの年代を考慮しながら、ひとりひとりに合った活動を柔軟に提供することも、
同じように大切にしていけるといいな・・・・・・と思いました。
by niji-noko
| 2018-06-08 11:57
| デイサービスにじのこ給田