特定非営利活動法人にじのこより、お知らせです。


by niji-noko

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東日本大震災の被災地の皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
このたびの震災で亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りするとともに、地域の復興、
子どもたちには安らかな日々が早く訪れますよう、お祈り申し上げます。


 3月11日の午前中、ケア会議に出席後、午後は休みのため、心うきうきと出歩いていた昼下がり、出先の待合室で急に大揺れになりました。揺れが静まらず、慌てて外に出たところ、電線が大きく波打っており、心臓はドキドキしました。
世田谷区の防災メールで震源地と震度はわかりましたが、次々と余震が起きて、不安は募るばかりです。事務所に電話やメールを入れましたが連絡はつきませんでした。電車は止まり、事務所まではもちろん、自宅までたどりつくのはかなり時間がかかることを覚悟しました。電車の線路をたどれば、知った道に出るかもとあてずっぽうに歩き、甲州街道沿いらしき道路を探したものの、上りと下りがわからず、同じ場所を何度も行きつ戻りしました。やっと方向がわかり、自宅まで、徒歩・バスを乗り継ぎ4時間かけて帰宅しました。

 幸い事務所には事務局と介護の管理者、デイには休みであった施設長が駆けつけて、現場の職員達とともに、見事な連携プレイで介護利用児とデイ利用児の対応をしました。最後のお子さんは夜10時近くになりましたが、無事に保護者に引き継ぐことが出来ました。また、帰宅できなくなった職員は、事務所泊や同僚の職員宅にそれぞれ泊まる旨の報告を受けてほっとしました。その際の学校や保護者とのやりとり、ヘルパーさん達への対応などは、今後のリスクマネジメント課題です。
直接の被害を受けなかった「にじのこ」の子どもたちも余震が起きるたびに、夜、目覚め、眠りが浅くなったり、興奮しているとの話や吸引や呼吸器の必要な子どもたちの当日の母たちの奮闘の話を先日、聞きました。その話を聞くにつれ、被災地の子供たち、特にハンディのある子供たちの今は?と気になっています。2週間たち、子ども達の様子は報道され始めましたが、やはり困難な状況にあるようです。

 地震・津波による壊滅的な被災状況や福島第1原発事故の放射能もれによる避難の報道に心が痛み、目を覆いたくなりますが、しっかりと事実を見なければならないと思います。
地震は自然災害ですが原発の事故は人災です。1000年に1度、想定外の災害にあたってしまったことは不運ですが、やはり、自然へのおごりが私達にあったのではないでしょうか?
便利さを求め、ぬくぬくとしてきた私達、自信過剰だった技術者たち、十分危険については検討していたのでしょうが、人智を超える自然の猛威の前には人間はなすすべがありません。また江戸時代には戻れませんが、エネルギーの今後や私達の生き方を考えることへの警鐘となりました。
災害にあわれた子ども達が心から笑顔になり、今後、万が一、我々にも同様な事が起きた時、子ども達の笑顔が曇ることのないような社会にしていきたいものです。

最近、読んだ本の中に 「ニーバーの祈り」 というのがありました。
神よ、
変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。
変えることのできないものついては、それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを識別する知恵を与えたまえ。
                         ラインホールド・ニーバー(大木英夫訳)
                        




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by niji-noko | 2011-03-26 20:46 | ヘルパーステーション