特定非営利活動法人にじのこより、お知らせです。


by niji-noko

居心地のよい場所

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お子さんのいない時間帯の給田では、時折このような光景を目にします。
事務室はあるのですが、なぜかわざわざこのように座っているのです。

変わった人がいるもんだ……と当初は怪しんでいたのですが、
最近のお子さんたちの様子を見ていると、理由が何となくわかるようになりました。

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普段は椅子に座ってプログラム活動を行うことが多いのですが、
低いテーブルを用意しておくと、椅子を使うテーブルよりも
お子さんたちが率先して集まってくることに気付いたのです。

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あつまりといった場が苦手で、
椅子に座る場面だと、席を離れがちなお子さんもいるのですが、
あつまりの時も、低いテーブルを置いておくと、
みんなが自然とテーブルのまわりに集って、一体感が生まれました。

こたつを目にすると、
何となく入りたくなる感覚に近いのでしょうか?

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夏休みには、早くからお子さんたちが来ることになっていたので、
自由時間に低いテーブルを用意しておくと、
自然に集まって、絵を描き出しました。

これまではかかわりの少なかったお子さん同士が集まって
会話をしていたり、積極的に会話に加わらなくても、
場を共有してコミュニケーションを楽しんだり……。
多くの気付きがありました。

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低いテーブルがあることで、
活動への意欲がより高まるお子さんもいるようです。

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給田では月に1回、ボランティアのみなさんによるおはなし会があります。

同じ場でじっと座っているのが苦手なお子さんもいますが、
こたつのまわりに集まるようにおはなし会の場を工夫したところ、
話を聞こうという姿勢がより見られるようになった気がします。

ボランティアのみなさんからも、やりやすくなったと好評でした。

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私たちはこうしなければならないと
お子さんたちを決めたことに無理に合わせるのではなく、
その時々の状況に柔軟に合わせながら、
自然に集まりたくなるような環境を整えることが大切ではないかと気付かされました。

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最近にじのこのような活動に対しては、設置基準の厳格化など、
多くのことが求められています。

ただ、難しいことは抜きにして、お子さんたちにとってはもちろんですが、
保護者のみなさんにとっても、そして職員にとっても
居心地のよい場所をつくることが第一だということを
忘れないようにしたいと思います。



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by niji-noko | 2017-09-30 13:49 | デイサービスにじのこ給田